アメリカの大統領選挙でトランプ氏が当選し、
その後ドル円の為替が大きく動いてきていますね。
一時期1ドル100を円切った為替が、
今日は117円50銭(12/15AM10:51)まで円安が進んでいます。
今朝がたアメリカの政策金利が0.25%引き上げられたことで
昨日から2円以上円安が進んでいます。
円安が進むと、特定の輸出業者は利ザヤで大きく儲けます。
逆に内需をメインとする企業は、仕入れ代金が高騰し
利益を圧迫してきます。
どちらがいいとか悪いとかは別として
為替によって利益と損失は企業ごとに代わります。
面白いのは日経平均の株価とある程度連動しています。
円安が進むと次の日株価は上がってきます。
逆に円高が進むと次の日は株価が下がります。
絶対ではないですし、個別銘柄はそうでもないですが、
日経平均株価は為替と連動して動いているのが面白いですね。
円安で株価が上がるということは、
日経平均の225銘柄は輸出が多いということでしょうね。
しかし、どちらにしても世界経済の主導権は
やはりアメリカが握っているということでしょうね。
個人的な見解にはなりますが、トランプ氏はビジネスマンだと思います。
基本的にむちゃくちゃなことを言っているようには思いますが、
例えばメキシコとの間に壁をとか、日本から軍隊を撤退するとか。
んでも、それはつまり、軍部への資金を日本から徴収し、
国内の公共事業に投資を行い、内需を強めるということなんでしょうね。
とすると、今後アメリカ経済はいったん回復傾向になるのでは。
円安は今よりもう少し進むとは思いますが、
イタリアとドイツの銀行の株価の動きを見ていると
イタリアの銀行が破たんでもしたら、連鎖的に欧州危機になり
リーマンショック以上のことが起こるかもしれませんね・・・。
まぁ、世界経済がどう動こうが、僕にはこつこつ
日々の仕事をこなすことしかできませんが・・・。